「+803から始まる知らない番号から電話がかかってきたけれど、どこの国なんだろう?」
「警察を名乗っていたけれど、本当に警察からの電話なの?」
「うっかり電話に出てしまったけれど、大丈夫かな……」
スマートフォンに突然「+803」から始まる見慣れない番号が表示されると、ちょっと怖くなってしまいますよね。
結論からお伝えすると、+803は通常の国番号として割り当てられている番号ではありません。
また、知らない国際電話については、詐欺などの不審な電話である可能性もあるため、心当たりがなければ「出ない・折り返さない」ことが基本です。
♡ この記事でわかること ♡
- +803から始まる電話番号はどこの国なのか
- +803からの電話は詐欺なのか
- なぜ「+803」と表示されることがあるのか
- 電話に出てしまったときの対処法
- 折り返し電話をしないほうがよい理由
- 警察を名乗られたときの確認方法
- 個人情報を伝えてしまった場合の対応
- iPhone・Androidでできる迷惑電話対策
「もう電話に出てしまった」という方も、必要以上に慌てなくて大丈夫です。
何を話したか、どんな情報を伝えたかによって対応が変わりますので、順番に確認していきましょう。
- +803から始まる電話番号は詐欺?まず結論を解説
- +803から始まる電話番号はどこの国?
- なぜ+803という電話番号が表示されるの?
- +803から電話がかかってくるのはなぜ?
- +803から何度も電話がかかってくる場合は?
- +803からの電話ではどんな詐欺が考えられる?
- 「警察です」と言われたらどうすればいい?
- +803からの電話に出るとどうなる?
- +803からの電話に出てしまった!状況別の対処法
- +803からの電話に折り返してはいけない理由
- +803から留守電やSMSが届いた場合はどうする?
- +803からの電話でやってはいけない7つのこと
- 本物の連絡か確認したいときはどうする?
- +803から始まる電話番号への正しい対処法
- iPhone・Androidで+803などの迷惑電話をブロックする方法
- 国際電話を使わないなら着信自体を減らす方法も
- 家族が+803からの電話に出てしまったら?
- 警察・消費生活センターへ相談したほうがいいケース
- +803以外にも注意したい不審な国際電話
- +803から始まる電話番号に関するよくある質問
- 【まとめ】+803からの知らない電話は出ない・折り返さないのが基本
- 参考にした公的情報
+803から始まる電話番号は詐欺?まず結論を解説
「+803から電話が来た=絶対に詐欺」と決めつけることはできません。
ただし、心当たりのない「+」から始まる電話番号には十分な注意が必要です。
国民生活センターも、海外からの知らない国際電話について、怪しい電話には出ず、折り返さないよう注意を呼びかけています。
+803からの知らない電話には注意が必要
「+」から始まる番号を見ると、「海外に知り合いなんていないのに、どうして?」と不安になりますよね。
海外との電話に心当たりがないのであれば、無理に電話に出る必要はありません。
特に、
- 知らない番号から突然かかってきた
- 何度も繰り返しかかってくる
- 自動音声が流れる
- 警察や役所を名乗る
- 「未納料金があります」と言われる
- 「このままでは電話が使えなくなる」と言われる
といった場合は慎重に対応しましょう。
「+803=すべて詐欺」とは断定できない
ここで気をつけたいのが、「+803と表示されたら100%詐欺」と断定しないことです。
電話番号の表示だけでは、実際の発信者や発信場所を正確に判断できない場合があります。
大切なのは「803だから詐欺」と番号だけを見るのではなく、知らない番号からの突然の連絡や、相手の話す内容を含めて判断することです。
心当たりがなければ「出ない・折り返さない」が基本
知らない国際電話への一番シンプルな対策は、電話に出ず、折り返さないことです。
本当に大切な用件であれば、留守番電話にメッセージが残ったり、別の正式な方法で連絡が来たりすることもあります。
💬 ひとことポイント
「本物だったらどうしよう」と思っても、その場で応答する必要はありません。一度切って、自分で公式の連絡先を調べ直すほうが安心です。
30秒でわかる!+803から電話が来たときの対応
| 気になること | 基本的な考え方 |
|---|---|
| +803はどこの国? | 通常の国番号として割り当てられていません |
| 詐欺なの? | 番号だけでは断定できませんが、不審な国際電話には注意が必要です |
| 出てしまった | 出ただけなら慌てず電話を切りましょう |
| 折り返していい? | 心当たりがなければ折り返さないのが基本です |
| 警察と言われた | 一度切り、自分で調べた警察署の公式番号へ確認しましょう |
+803から始まる電話番号はどこの国?
「+803」という表示を見て、最初に気になるのは「どこの国なの?」ということではないでしょうか。
国際電話では通常、電話番号の先頭に「+」と国番号が表示されます。
「+」から始まる番号は国際電話で使われる表示
たとえば、日本の国番号は「+81」です。
日本の携帯電話番号「090-1234-5678」を国際形式で表す場合、先頭の0を外して「+81 90-1234-5678」のように表示されます。
同じように、海外にはそれぞれ国や地域ごとの国番号があります。
| 表示 | 国・地域の例 |
|---|---|
| +81 | 日本 |
| +1 | アメリカ・カナダなど |
| +44 | イギリス |
| +803 | 通常の国番号として割り当てられていない |
+803という国番号は存在する?
国際電気通信連合(ITU)が管理する国際電話番号の体系では、803は通常の国番号として割り当てられていません。
そのため、「+803から電話が来た=803という国から電話が来た」という意味ではありません。
⚠️ 注意
「+803は○○国の番号です」といった情報を見かけても、国際電話番号の正式な割り当てと一致しているか確認することが大切です。
+803は中国やアメリカの国番号ではない
検索していると、「+803は中国?」「アメリカ?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、+803自体を中国やアメリカの正式な国番号と考えるのは適切ではありません。
表示だけを見て「○○国からの電話」と決めつけないようにしましょう。
なぜ+803という電話番号が表示されるの?
正式な国番号ではないのに「+803」と表示されたら、「それなら、なぜスマホに表示されるの?」と思いますよね。
電話の着信画面に表示される番号は、必ずしも相手の正確な所在地や身元を保証するものではありません。
発信者番号を偽装する手口がある
不審電話の中には、相手を信用させるため、発信者番号を本物らしく見せる手口があります。
特に注意したいのが、警察など信頼されやすい組織の番号に見せかけるケースです。
警視庁は、警視庁の代表番号や末尾「0110」の警察署代表番号を着信画面に偽装表示させる手口について注意を呼びかけています。
つまり、画面に警察署らしい番号が表示されたとしても、それだけで本物と判断するのは危険です。
末尾が「0110」だから警察とは限らない
日本の警察署には末尾が「0110」の代表電話番号が多くあります。
そのため、「0110だから警察だ」と思ってしまいがちですが、番号表示が偽装されるケースがある以上、番号だけで判断することはできません。
♡ 覚えておきたいポイント
「警察です」と言われて不安になったときほど、その場で話を進めず、一度電話を切りましょう。その後、自分で警察署の公式番号を調べて確認すると安心です。
+803から電話がかかってくるのはなぜ?
「どうして私の電話番号を知っているの?」というのも、とても気になるところですよね。
ただし、不審電話がかかってきたからといって、必ずしもあなた個人の情報が大量に流出しているとは限りません。
無作為に電話をかけている可能性もある
不審な電話では、多数の番号へ機械的・大量に電話をかけることがあります。
そのため、「自分が狙い撃ちされた」とは限りません。
電話がかかってきただけなら、まずは落ち着いて着信を無視し、必要に応じてブロックしましょう。
名前を知られていても本物とは限らない
相手から突然自分の名前を言われると、「名前を知っているなら本物かも」と思ってしまいますよね。
しかし、名前や電話番号などの情報が何らかの形で第三者に知られている可能性もあります。
相手が自分の名前を知っていることと、相手が本物の警察・銀行・行政機関であることは別問題です。
名前を言い当てられても、そのまま信用しないようにしましょう。
+803から何度も電話がかかってくる場合は?
1回だけでなく、番号を変えながら何度も電話が来ると気持ちが落ち着かなくなりますよね。
ただ、毎回電話に出て「もうかけないでください」と伝える必要はありません。
番号を変えて電話が来ることもある
迷惑電話では、同じ番号だけでなく別の番号から繰り返しかかってくる場合があります。
1つの番号をブロックしても別番号から着信する場合には、「知らない番号そのものへの対策」を検討するとよいでしょう。
留守番電話を活用するのもおすすめ
知らない番号にはすぐ出ず、留守番電話に用件を残してもらう方法もあります。
相手が誰なのか確認してから必要な場合だけ折り返せるため、突然の不審電話に慌てにくくなります。
+803からの電話ではどんな詐欺が考えられる?
最近は国際電話番号を悪用した特殊詐欺が大きな問題になっています。
警察庁によると、2025年中に特殊詐欺に利用された電話番号のうち、約75.5%が国際電話番号でした。
「自分には関係ない」と思わず、代表的な手口を知っておくことが大切です。
警察官を名乗る詐欺
特に注意したいのが、警察官を名乗る「ニセ警察」の電話です。
たとえば、
- 「あなたの銀行口座が犯罪に使われています」
- 「事件の容疑者になっています」
- 「あなたに逮捕状が出ています」
- 「資金を確認する必要があります」
- 「このことは誰にも話さないでください」
などと言って、不安をあおる手口です。
突然こんなことを言われたら、誰でも冷静ではいられなくなります。
だからこそ、「逮捕」「犯罪」「口座」などの言葉が出たときほど、一度電話を切ることを意識しておきましょう。
未納料金を請求する詐欺
自動音声などで、
「料金の未払いがあります」
「本日中に手続きをしないと電話が停止します」
などと案内し、支払いを求めるケースにも注意が必要です。
身に覚えのない請求をされたときは、その場で支払ったり、案内された番号へ電話したりしないようにしましょう。
SNSへ誘導する手口
最近の詐欺では、電話だけで完結せず、LINEなど別のサービスへ移動させようとするケースもあります。
「詳しく説明するのでLINEを追加してください」などと言われても、知らない相手を追加しないようにしましょう。
電話からSNSへ移ると、メッセージや画像を使って長時間やり取りを続け、信じ込ませようとする可能性があります。
「警察です」と言われたらどうすればいい?
警察を名乗る電話は、特に不安になりやすいものです。
ですが、本物か分からない段階で相手の指示に従う必要はありません。
まず一度電話を切る
相手が本当に警察だったとしても、「確認してから折り返します」と伝え、一度電話を切ることができます。
電話を切ったら、相手から教えてもらった番号ではなく、自分で警察署の公式ホームページなどを確認して電話番号を調べましょう。
SNSで逮捕状などを見せられても信用しない
警察をかたる詐欺では、SNSを利用して警察手帳や逮捕状のような画像を見せる手口もあります。
画像が本物らしく見えても、それだけで相手を信用しないことが大切です。
お金を振り込むよう言われたら要注意
「あなたのお金が犯罪に関係していないか確認する」などと言って、別の口座への送金を求められる場合があります。
このような要求には応じないでください。
⚠️ こんな言葉が出たら立ち止まって
- 「逮捕状が出ています」
- 「あなたも捜査対象です」
- 「誰にも話してはいけません」
- 「LINEを追加してください」
- 「資金調査をします」
- 「別の口座へお金を移してください」
+803からの電話に出るとどうなる?
検索している方の中には、「もう電話に出てしまった!」という方もいらっしゃると思います。
まず、電話に出ただけで必要以上に怖がる必要はありません。
重要なのは、そのあと何を話したかです。
電話に出ただけなら慌てず切る
電話に出てしまっても、相手に個人情報などを伝えずに切ったのであれば、まずは着信をブロックして様子を見ましょう。
「出てしまったから、もう被害に遭った」と考える必要はありません。
「はい」と返事をしてしまった場合は?
電話に出た瞬間、「はい、○○です」と答えてしまうこともありますよね。
簡単な返事をしたというだけで直ちに金銭被害が起きるわけではありません。
そのまま不審な会話を続けず、電話を切りましょう。
「1を押してください」などの自動音声には従わない
自動音声で、
「○○について確認する方は1を押してください」
などと案内される場合があります。
身に覚えのない電話であれば操作をせず、そのまま切るのが安心です。
+803からの電話に出てしまった!状況別の対処法
ここからは、「何をしてしまったか」別に確認していきます。
| 状況 | 対処の目安 |
|---|---|
| 出ただけ | 電話を切り、必要に応じてブロック |
| 名前を伝えた | 今後の電話・SMS・メールなどに注意 |
| 住所・生年月日を伝えた | 今後のなりすまし連絡などに特に注意 |
| カード情報を伝えた | カード会社へ速やかに相談 |
| 銀行情報・認証情報を伝えた | 金融機関・該当サービスへ速やかに相談 |
| お金を振り込んだ | 金融機関と警察へ速やかに相談 |
名前だけ伝えてしまった場合
名前を伝えたからといって、すぐに何かの契約が成立したり、銀行口座からお金が引き出されたりするわけではありません。
ただし、その後に名前を使った別の電話やSMSが届く可能性には注意しておきましょう。
「○○さんですよね」と名前を呼ばれても、それだけで相手を信用しないことが大切です。
カード番号を伝えてしまった場合
クレジットカード番号やセキュリティコードなどを伝えてしまった場合は、できるだけ早くカード会社へ連絡しましょう。
カード裏面やカード会社の公式サイト・公式アプリに記載されている連絡先を使ってください。
銀行情報や認証コードを伝えた場合
口座情報に加えて、暗証番号、インターネットバンキングのパスワード、ワンタイムパスワードなどを伝えてしまった場合は、金融機関へ早めに相談してください。
相手から届いたSMSやメールに記載された問い合わせ先ではなく、必ず公式窓口を利用しましょう。
すでにお金を振り込んでしまった場合
すでに振込・送金してしまった場合は、そのまま様子を見ず、できるだけ早く利用した金融機関と警察へ相談してください。
♡ 大切なのは「恥ずかしいから相談しない」と思わないこと
詐欺の手口はとても巧妙です。「もしかして」と思った段階でも、早めに家族や公的な相談窓口へ相談しましょう。
+803からの電話に折り返してはいけない理由
不在着信を見ると、「大事な電話だったら困る」とつい折り返したくなりますよね。
しかし、心当たりのない国際電話へは、すぐに折り返さないことをおすすめします。
相手と直接つながってしまう
折り返すことで、不審な相手と直接会話することになります。
巧妙な話術で個人情報を聞かれたり、不安をあおられたりする可能性があるため、知らない番号への折り返しは避けましょう。
国際通話料金が発生する可能性もある
海外の番号へ発信した場合、契約している通信会社や料金プランなどによっては国際通話料金がかかることがあります。
「何の電話だったのかな?」という確認だけのために、不審な番号へ発信する必要はありません。
留守電があっても、書かれた番号へそのまま連絡しない
留守番電話で「○○警察署です」「○○会社です」などと名乗っていたとしても、本物かどうかは別に確認しましょう。
その機関の公式サイトから電話番号を調べ、自分から公式窓口へ連絡する方法が安心です。
+803から留守電やSMSが届いた場合はどうする?
「至急連絡」と書かれていても慌てない
詐欺では、「本日中」「至急」「停止」「法的措置」など、急がせる言葉が使われることがあります。
急かされると確認する時間がなくなり、そのまま相手の指示に従いやすくなります。
「急いで」と言われたときほど、いったん確認する時間を作りましょう。
SMSのURLを安易に開かない
電話のあとにSMSが届き、URLを開くよう促される場合もあります。
身に覚えのないメッセージのURLは開かず、利用しているサービスの公式アプリや公式サイトから確認してください。
認証コードを教えない
SMSで届いたワンタイムパスワードや認証コードを「本人確認のため」と言って聞かれても、相手へ伝えないようにしましょう。
+803からの電話でやってはいけない7つのこと
① 心当たりがないのに折り返す
② 名前・住所・生年月日を詳しく答える
③ 銀行口座やカード番号を教える
④ 暗証番号や認証コードを教える
⑤ SMSのURLをそのまま開く
⑥ 指示されるままSNSを追加・アプリを入れる
⑦ 相手の指示でお金を振り込む
全部を覚えるのが難しい場合は、
「知らない電話では、お金と個人情報の話を進めない」
と覚えておくだけでも役立ちます。
本物の連絡か確認したいときはどうする?
「無視していいと言われても、本当に警察や銀行だったら困る……」
そんなときは、電話の相手を信用するかどうかをその場で決める必要はありません。
「切る→自分で調べる→公式窓口へ確認」が基本
電話を切る
↓
公式サイトなどで連絡先を自分で調べる
↓
公式窓口へ自分から確認する
この流れを覚えておけば、警察・銀行・携帯電話会社・行政機関などを名乗られた場合にも応用できます。
相手から「この番号へ折り返してください」と番号を案内されても、その番号をそのまま信用せず、公式情報を確認しましょう。
+803から始まる電話番号への正しい対処法
① 知らない国際電話には出ない
海外から電話が来る予定がなければ、知らない「+」番号には出ず、まず着信履歴を確認しましょう。
② 心当たりがなければ折り返さない
大事な電話かもしれないと感じても、すぐに折り返す必要はありません。
電話番号や留守電の内容を確認し、必要なら公式窓口へ問い合わせましょう。
③ 迷惑電話としてブロックする
明らかに不審な電話だった場合は、同じ番号からの着信を防ぐためブロックしておくと安心です。
④ 家族にも共有する
自分だけでなく、家族にも「知らない国際電話には出ない」ことを伝えておきましょう。
特に、普段スマートフォンや国際電話に慣れていない家族がいる場合は、実際の着信画面を見せながら説明しておくと分かりやすいです。
iPhone・Androidで+803などの迷惑電話をブロックする方法
iPhoneで特定の番号を着信拒否する方法
iPhoneでは、電話アプリの履歴から特定の番号を着信拒否できます。
- 「電話」アプリを開く
- 着信履歴から対象の番号を選ぶ
- 番号の詳細画面を開く
- 「発信者を着信拒否」を選択する
iPhoneには、不明な発信者をスクリーニングしたり消音したりする機能もあります。
設定内容によっては、連絡先に登録されていない番号を留守番電話へ送ることもできます。
注意:病院、学校、宅配業者、仕事先など、連絡先に登録していない相手から大切な電話が来る方は、不明な番号を一律で消音する前に使い方を確認してください。
Androidで迷惑電話対策をする方法
Androidは機種やメーカーによって画面や名称が異なりますが、Googleの電話アプリなどには電話番号のブロックや迷惑電話対策機能があります。
一般的には、電話アプリの履歴から対象番号を選び、「ブロック」や「迷惑電話として報告」などを選択します。
操作方法が分からない場合は、お使いのスマートフォンメーカーや通信会社の公式サポートを確認してください。
国際電話を使わないなら着信自体を減らす方法も
「海外の知人もいないし、国際電話を使う予定がまったくない」という方は、国際電話自体への対策も選択肢になります。
警察庁は、特殊詐欺対策として国際電話の着信ブロックを呼びかけています。
固定電話は国際電話の利用休止を検討できる
普段、海外との電話を利用しない固定電話では、国際電話の利用休止を申し込める仕組みがあります。
高齢のご家族がいる家庭などでは、電話が鳴ってから判断するのではなく、不審な国際電話をできるだけ受けない環境を作っておくことも対策のひとつです。
迷惑電話対策機能付きの固定電話もある
固定電話をよく使うご家庭なら、着信時の警告や通話録音などの迷惑電話対策機能を備えた電話機を選ぶ方法もあります。
たとえばパナソニックの一部の電話機には、呼出音が鳴る前に相手へ「通話を録音する」旨を伝え、通話を自動録音する迷惑防止機能があります。
※価格・在庫・機能は商品や販売店によって異なります。購入前に最新の商品情報をご確認ください。
家族が+803からの電話に出てしまったら?
自分ではなく、親や祖父母など家族が不審な電話に出てしまうこともあります。
そんなときは、責めるよりも、まず状況を整理しましょう。
確認したいこと
- 相手は何を名乗っていたか
- 名前や住所を伝えたか
- 銀行口座について話したか
- カード番号を教えたか
- 暗証番号・認証コードを教えたか
- LINEなどを追加したか
- お金を振り込んだか
- アプリをインストールしたか
何も伝えていない場合と、金融情報を伝えてしまった場合では、必要な対応が大きく変わります。
まず「何を話したのか」を確認し、必要に応じて金融機関や警察などへ相談しましょう。
警察・消費生活センターへ相談したほうがいいケース
「これくらいで相談していいのかな?」と迷うかもしれませんが、不安がある場合は公的窓口へ相談できます。
相談を検討したいケース
- 警察官や行政機関を名乗られた
- 「逮捕される」などと脅された
- お金を要求された
- 銀行口座やカード情報を伝えた
- すでに振込・送金してしまった
- 不審なSMSやLINEが届くようになった
- 詐欺なのか自分では判断できない
主な相談先
消費者ホットライン:188
警察相談専用電話:#9110
すでに金銭被害が発生している場合などは、状況に応じて警察や金融機関へ速やかに相談してください。
+803以外にも注意したい不審な国際電話
「+803じゃなければ安全」というわけではありません。
実際に詐欺では、さまざまな国際電話番号が使われています。
警察庁によると、2025年中に特殊詐欺に利用された電話番号の約75.5%が国際電話番号でした。
そのため、番号の国だけを調べて安心するのではなく、
✓ 知らない相手から突然かかってきた
✓ 警察・役所・電話会社などを名乗る
✓ 急いで手続きをするよう言われる
✓ 個人情報を聞かれる
✓ お金の話が出てくる
✓ SNSや別のアプリへ移動するよう言われる
といった電話の内容そのものにも注目しましょう。
+803から始まる電話番号に関するよくある質問
+803から始まる電話番号はどこの国ですか?
+803は、通常の国番号として国や地域に割り当てられている番号ではありません。そのため、「803という国からの電話」と考えることはできません。
+803は中国の電話番号ですか?
+803は中国の正式な国番号ではありません。
+803はアメリカの電話番号ですか?
+803自体がアメリカの国番号というわけではありません。北米番号計画では「+1」が使われています。
+803からの電話はすべて詐欺ですか?
番号の表示だけで「すべて詐欺」と断定することはできません。ただし、心当たりのない国際電話については、不審な電話の可能性を考えて慎重に対応しましょう。
+803の電話に出てしまいましたが大丈夫ですか?
電話に出ただけであれば、まずは慌てず、不審だと感じたら電話を切ってください。
個人情報やカード情報、銀行情報などを伝えた場合は、伝えた内容に応じてカード会社・金融機関・警察などへ相談しましょう。
「はい」と返事をしてしまいましたが大丈夫ですか?
「はい」と返事をしただけで直ちに金銭被害が発生するわけではありません。
そのまま不審な会話を続けず、電話を切ることが大切です。
電話に出るだけで料金はかかりますか?
一般的な国内での携帯電話利用では、通常、単に着信に応答しただけで国際電話の発信料金が発生するものではありません。
ただし、海外ローミング中など利用状況によって料金体系が異なることがありますので、詳しくは契約している通信会社の案内をご確認ください。
+803へ折り返すとどうなりますか?
番号や通信サービスによって状況が異なるため一概には言えませんが、心当たりのない国際電話に折り返す必要はありません。
本物か確認したい場合は、その相手が名乗った組織の公式連絡先へ自分から問い合わせましょう。
警察から国際電話で連絡が来ることはありますか?
大切なのは、「国際電話だから本物・偽物」と単純に判断することではありません。
警察を名乗る不審電話が問題になっているため、少しでも不審に感じたら一度電話を切り、最寄りの警察署などの公式番号へ確認しましょう。
末尾が「0110」なら本物の警察ですか?
いいえ。警視庁は、実在する警察番号や末尾「0110」の番号を着信画面に偽装表示する手口について注意喚起しています。
番号だけで相手を信用せず、一度電話を切って公式窓口へ確認してください。
相手が自分の名前を知っていたら本物ですか?
名前を知っていることだけでは、本物である証明にはなりません。
名前を言い当てられても、住所・生年月日・口座情報などを追加で伝えないようにしましょう。
着信拒否しても別の番号から電話が来たら?
別の番号から繰り返しかかってくる場合は、知らない番号を消音・スクリーニングする機能や、通信会社の迷惑電話対策サービスなどを検討しましょう。
【まとめ】+803からの知らない電話は出ない・折り返さないのが基本
今回は、+803から始まる電話番号はどこの国なのか、詐欺の可能性や電話に出てしまった場合の対処法についてご紹介しました。
♡ この記事のまとめ ♡
- +803は通常の国番号として割り当てられていない
- +803だからといってすべて詐欺とは断定できない
- 知らない国際電話には注意する
- 心当たりのない番号へは折り返さない
- 警察を名乗ってもすぐ信用しない
- 警察の番号らしく見えても偽装表示の可能性がある
- 電話に出ただけなら慌てず切ればよい
- 銀行・カード・認証情報は伝えない
- 本物か確認するときは自分で公式窓口を調べる
- 被害が疑われる場合は金融機関や警察などへ早めに相談する
知らない番号から突然電話が来ると、「出たほうがいいのかな」「何か大事な連絡だったらどうしよう」と迷ってしまいますよね。
ですが、心当たりのない国際電話であれば、その場で判断する必要はありません。
出ない・折り返さない・個人情報を伝えない
まずはこの3つを覚えておきましょう。
そして、警察や銀行などを名乗られて「本物かもしれない」と思ったときは、相手との電話はいったん終了し、自分で公式の連絡先を調べて確認することが大切です。
ちょっとした知識を家族とも共有しておくだけで、突然の不審電話にも落ち着いて対応しやすくなりますよ。
参考にした公的情報
この記事では、以下の公的機関・公式情報を参考にしています。
- 警察庁「みんなでとめよう!!国際電話詐欺」
- 警視庁「警察官等をかたる詐欺」
- 国民生活センター「海外からの不審な電話にご注意」
- ITU「List of Recommendation ITU-T E.164 assigned country codes」
※電話番号・詐欺の手口・スマートフォンの機能や設定方法は変更される場合があります。最新情報は警察庁、国民生活センター、各通信会社、スマートフォンメーカーなどの公式情報をご確認ください。

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